アナ・ログ

2016年…どんな年に?

金澤 聡

2016/01/08

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


今年は人生4度目のゾロ目歳です。
年齢だけをみれば、間違いなく中年です。
中年らしく、今年の目標は“健康”です。
心身ともに健康Year2016!これに尽きます(笑)

以前この「アナログ」の中で(もう2・3年前の話ですが)
ジョギングを始めるためにランニングシューズを購入したというのを掲載しました。
それから長い時を経て、去年の12月、
大切に保管していた箱の中から、いよいよ取り出し、
試し履きを終え、いまや週3回は共にするようになりました。

なぜあえて厳冬の12月からジョギングを始めたのか。
理由は中年であるが故、そう、朝早く目が覚めるようになったからです。笑
朝30分のジョギングが果たして今年いつまで続くか、
気力が続くまでやってみようと思います。

ちなみに、腰のたるみも気になりだし、
ジョギングを始めるのと同じタイミングで腹筋と背筋を鍛えています。
長い距離を走るには、腹筋が大事だし、
腰痛を避けるには背筋を鍛えないといけないと聞いたので、
まさに、健康のために筋トレも平行して続けます。
これも、気力が続く限りです、はい…。

2016年は、家族みんなで心身ともに健康でいられるよう過ごしたいと思います。

【写真】以前掲載したときのシューズです。これを履いています。

次回は、木下アナウンサーです。

今年の漢字2015

金澤 聡

2015/12/04

2015年も早いもので師走です。
一年を締めくくるこの時期、アナログも“締め”に突入です。
今回のテーマは、「今年の漢字2015」です。


今年になって髪の毛の“白い”ものが急に増え始め、
人間ドックでは「目」にちょっとしたデータの異常が見られ、
近い将来“白”内障や“緑”内障になる恐れがあるので、
できれば早めに眼科で診察を受けるようにと忠告され
健康面が“黄”信号で“ブルー”になった2015年。

クワガタのメスを捕獲したと思ったら“コガネ”ムシなど、小さな“赤”っ恥は結構やらかしましたが、
仕事上で顔面“蒼白”になるような大きなミスなく過ごせた2015年。

スポーツシーンを振り返れば
2年連続最下位と苦悩のシーズンだった“クリムゾンレッド”のチームにも、
話題の“ゴールデン”ルーキーのオコエ選手が来季加入し楽しみが膨らみます。
“黄金”といえば、“ゴールド”がチームカラーのベガルタ仙台は、セカンドステージで足踏みしましたが、
残留を決め、来季もJ1での舞台。さらに、年末には天皇杯の準々決勝が待っています。
プロバスケットボールの89ersは今シーズン、スタートダッシュに成功。
Bjリーグの有終の美を飾れるよう、ナイナーズ“イエロー”が躍動するのを期待します!
甲子園で悲願の“深紅”の大優勝旗など
来年は、宮城のスポーツがさらに“虹色”に輝く年になることを願っています。

誘導したかのように(実際はしましたが…笑)私の今年の漢字は色々な『色』でした。
来年は何色になるのか、いや、もっと能動的にいえば、何色にするのか、
頭の中を“クリア”にして考えます。

次回は、牧アナウンサーです。

”断捨離”

金澤 聡

2015/12/01

昔はものを捨てられない性分でしたが、最近は断捨離を敢行しています。

本は棚に入れず20冊くらい読んだら、古本買取店へ。
本棚のスペースが空き、小物置き場となっています。
服も4年以上着ずにタンスの肥やしになっているものは、古着買い取り店へ。
家電に付いてきた接続コードも捨てられず、何が何用のコードか分からなくなってしまい、明らかに不用なものを処分。
処分後も生活に困っていないということは、不用だったと確信しています(笑)
当然、住めば住むほどものが増えていくわけですから、どこかで踏ん切りが必要なのかもしれません。

ただし、踏ん切りがつかないものがあります。それは、心に引っかかっている過去の仕事での失態。
なかなか捨てられないものです。というか、なくならないものです。
たまに心の中に気球のようにゆっくり浮遊して、仕事に不安やストレスをもたらす時があります。

解消法としては、寝る前に目を閉じて、小川のせせらぎを頭に浮かべ、恥ずかしい思い出を葉っぱにくるんで(もちろん想像です)、その小川に流す。 
これを思い描いてから寝ると、ストレスが軽減すると聞いてやっていますが、実際の効果はわかりません(笑)、水泡に帰しているのかもしれませんが…。

捨てることだけが整理法ではないですし、経験としての蓄積も必要ですから、心の断捨離もバランスが大切ということでしょうか。
きょうも、小川に恥を流します…(笑)

次回は木下アナウンサーです。

「“特別編”浅見アナ卒業」

金澤 聡

2015/11/16

私のスポーツ実況のメンターが、浅見アナウンサーでした。

実況するためには、まずは、
メイン実況者の隣に座りスコアを書いたりデータを提出したりするアナサイド(サブアナ)の上達が必要です。
入社当時から、浅見さんのアナサイドとして、ゴルフ中継やバレーボール中継、野球、サッカー、バスケ、バドミントン、ママさんバレーにビーチバレーなどなどあらゆる中継で隣に座ってスコアを書いていました。

『アナサイドができてこそ、一流のスポーツアナになれる』とよく教わりました。
当時は何故?と思いましたが、実況するようになってその意味が分かるようになりました。
実況者と同じ意識を持っていないと、アナサイドが機能しないからです。
一蓮托生、あうんの呼吸、奉仕とホスピタリティーなど、たかがアナサイド、されどアナサイド。
奥の深さを学びました。

そして、私が実況するようになってから、いつも、言ってくださるありがたい言葉があります。
それは…
『ヘマするんじゃないぞ!!(笑)』

言葉にするとメンターから発するには少々乱暴な感じがしますが、
もちろん冗談半分、気合注入半分で言ってくださる、私にとってはありがたい言葉。
初実況のときに、この言葉で私の極度の緊張がほぐれたのを覚えています。
以降、実況の前日に、「浅見さん、あの言葉をお願いします」とおねだりするようになり、
ゲン担ぎも含めて、必ずこの言葉で送りだしてもらっていました。

今年、最後に『ヘマするんじゃない!』と言っていただいたのが、
仙台で行われたワールドカップバレーの実況前日。
ヘマも少々ありましたが(笑)、お陰さまで無事実況を終えることができました。

私も後輩に『ヘマすんじゃない!』と言えるだけの信念を持って実況できるよう、
浅見さんの良き伝統を引き継げるよう精進したいと思います。

浅見さん、お疲れさまでした。でも…今後も、あのお言葉をいただきに伺います!(笑)

ご飯のおとも

金澤 聡

2015/10/30

この秋、子供と稲刈り体験をしてきました。

田んぼの水が乾ききれず、ややぬかるんだ状態での稲刈りでした。
子供は初の稲刈り。長靴が泥に埋もれながら腰をかがめて刈っていました。
最初は鎌の使い方もおぼつかなく、稲をこするようにして切っていましたが、
何度かやっているうちに、鎌一振りで稲の束を刈れるようになりました。

「お米作りは大変だぁ」と言っていた子供たちでしたが、
丸2日文句も言わず泥だらけになりながら稲刈りの手伝いをしてくれました。
白米になる過程も知ることができ、食の大切さを知った稲刈りとなりました。

自分たちが刈って炊いた新米ご飯のおともには、祖母が漬けた『梅干し』
昔ながらの酸っぱい梅干しが新米によく合います。

『ご飯つぶを残すと、バチが当たるよ!』と祖母が子供たちによく話していましたが、
米作りの大変さを知った子供たちは、
稲刈り体験したあとから、お茶碗がきれいな状態でご馳走様と言うようになりました。
さすがに、ご飯のおともに梅干しという組み合わせは、全く理解していないようでしたが…笑


次回は梅島アナウンサーです。

運動会

金澤 聡

2015/10/15

運動会と聞いて、気分が高揚する人、あるいは、胃が痛くなる人がいると思います。
私自身は、前者でした。
運動会は楽しくてしょうがありませんでした。

小学生の頃は足が速く、確か私の記憶が正しければ、
小6のとき50m走のタイムが、7秒8。学年で2番目の速さでした。
勉強は何をやっても平均的で、唯一自信があったのが走ることでした。
運動会のリレーはいつもアンカーで、最後尾から一気に抜き去る景色はいまでも覚えています。

スタートのピストルの音。火薬の匂い。前を行く走者の背中と砂埃。
コーナーでスピードを落とさず走る爽快感。そして、フィニッシュテープをトップで駆け抜ける…。
いまでも気分が高揚します。


しかし、30数年が経ち、父となった今。運動会と聞くと胃が痛くなります。
子供の前で走らなければいけない機会があるからです。
頭では疾駆するイメージはできていますが、
実際走るとなると、現実は甘くありません。
50mが怖いのです。
アキレス腱は切れないか?肉離れしないか?
一気に抜き去られて最下位にならないか…。

昔の栄華を取り戻すためには、
日々衰える体に逆走して鍛えないといけません。
それか、幸運が舞い降りてこないか…
先日息子が見つけた四葉のクローバーにお願いしようと思います。笑


次回は寺田アナウンサーです。

長寿

金澤 聡

2015/09/25

先日、東京タワーに行ってきました。最初から目的があって行ったわけではなく、ただ宿泊ホテルに近かったからという理由で。
東京タワーの入り口に着くと、何故かワクワク感が止まりませんでした。

私が幼少のころの都会のシンボルといえば、東京タワーでした。

初めて訪れたのは、小学2年生のとき。家族旅行で、東京タワーとサンシャイン60に行きました。
当時、東京タワーの中に蝋人形館があって、お化け屋敷と勘違いして恐怖に震えていたのを覚えています。

2回目は、修学旅行。見学したのは、上野動物園に皇居、東京タワー。
初めて東京タワーを訪れた友達の前で、ベテラン風情で説明していたのを思い出します。恥ずかしい…。

3回目は大学生のとき。将来に漠然とした不安を覚え、どうしようもなく走りたくなって、必死に走ってたどり着いたのが東京タワーでした。
何といっても目標物としては一番目立ちますからね…。
いまではスカイツリーに次ぐ日本で2番目に高い建造物になりましたが。

そして、4回目が今回。別に東京タワーに神様が祀られているわけではありませんが、すがりたくなって(笑)
東京タワーは57歳。私43歳。まだまだ働き盛り。
人生の節目で会いに行きますので、お互い長く生きましょう、などと思いつつ。
ただ、ガラス張りの床から下を覗いたときは、寿命が縮まりましたけど…。

次回は、木下アナウンサーです。

収穫

金澤 聡

2015/09/09

今年の夏、我が家の収穫は、コクワガタのメス一匹。

本当に狙っていたのは、ミヤマクワガタ。写真にはおさめましたが、虫かごには収めることができませんでした。

今年は、家でカブトムスのオスが2匹とメス1匹が孵化。
クワガタはいまだ飼育したことがありません。
どうせ飼うなら、私の中での、キングオブくわがたである「ミヤマクワガタ」と思っていましたが、さすがに、そう簡単に見つけることはできませんでした。

小さい頃は田舎育ちのだったので、毎年100匹以上はクワガタを捕まえて飼っていて、その中にミヤマクワガタも5匹くらいはいました。前の日の夕方に、木に蜜を塗り、翌早朝にクワガタを獲りにいくのが夏休みの日課でした。

しかし、今回は、たまたま森の中を歩いていて、たまたま足元を見たら、小さい黒い虫がいました。最初は、コガネムシだと思いましたが、掴んで見ると、小さいはさみがあごに付いていたので、クワガタのメスでした。
その場で逃がそうと思ったのですが、子供たちがどうして飼いたいというので持って帰ってきた収穫が、コクワガタのメスでした。

小さい頃は、キャッチアンド即リリースだったコクワガタも子供たちにとっては、興味津津なものなのだと改めて気付かされ、大人の私も「収穫」になりました。

次回の収穫は、浅見さんです。

暑い思い出

金澤 聡

2015/08/26

この夏、最高気温が33℃を超える中、石巻にある牧山市民の森公園に行ってきました。

行く車中は、冷房を入れてもうだるような暑さで、公園に行くのを何度もやめようと心が折れそうになる酷暑。
しかし、森に着くと猛暑とは無縁で、山道は森の木々に覆われとても涼しく、何とも爽快。

山の中を1時間くらい散策しても、森林浴の心地よい汗。森の中には、バーベキューができる設備や、アスレチックの遊具や夏でもソリ滑りができる場所があり、長時間いても夏バテの疲労感が生まれない、まさに、オアシスでした。

一方、駐車場に停めておいた車は…
ハンドルも熱くて握れず、車のシートにも座れず。
車内の空気は、高温のサウナの状態。
クーラーで冷えるまで、相当時間がかかりました。

でも、これ以降森林散策にハマり、真夏の暑さの中涼を求めて森に遊びに行くようになりました。

さて、今回で「熱い思い出」は終了です。
次回のテーマは「収穫」です。
トップバッターは寺田アナウンサーです。

旅先に欠かせない物

金澤 聡

2015/08/11

「冷えは万病のもと」とよく聞きますが、私は冷え症です。というより、エアコンのクーラーが苦手です。
冬場の寒さは耐えられますが、エアコンが作り出した気温24度は、私にとっては厳しい“寒さ”です。

肩が凝ります。頭痛が始まります。困っています。

旅も「冷え」に悩まされます。
旅の新幹線も夏は当然クーラーで冷やされていますし、座席に座ると、冷たい風を体中ずっと浴びているような感覚に襲われます。

飛行機もそうです。そんなに冷やさなくてもいいのでは?と思うのは私だけでしょうか。笑
海外に行く時は、必ずブランケット2枚を手にして座席に座ります。
それでも、「冷え」が治まらない時があるので、必ず旅には、カーディガンを持っていきます。真夏でもカーディガンは必須です。猛暑日でも必ずバッグに入れておきます。

冷気から逃れるためには、『着込む』しかないのです。
カーディガンは、冷え症対策の常備薬といっても良いくらい大事なものです。

きょうがどんなに暑くても、私は家では扇風機で過ごします。
それにしても、暑い国の方はエアコンの設定温度がおかしくないですか?笑
お店やショッピングモールの冷え方が尋常ではないし、移動のバスの中やタクシーも異常に冷やします。
外国の方は冷え症と無縁なのでしょうか。

クーラーの冷気にオロオロせず、夏の「寒さ」にも負けない、そういう人に私もなりたい。

次回のテーマは「暑い思い出」 木下アナウンサーから始まります。

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