アナ・ログ

宮城の魅力再発見

千坂 紗雪

2022/07/11

先日、新聞を読んでいると「古川ウィーク」なる特集が。出身地の大崎市古川の話題が一週間掲載され、馴染みの餅屋さんの記事もありました。

宮城県民の性でしょうか。無性に"ずんだ餅"が食べたくなるときがあります。実家に住んでいた時は、毎年正月に祖母が餅を作ってくれていました。あずき、きなこ、しょうゆ、お雑煮と様々準備してくれるのですが、やっぱり”ずんだ”を選んでしまいます。ずんだ単体で食べることも多く、冷凍保存されたずんだを夜な夜な解凍してつまみ食いしていたことも、、、

ふと思い出に浸ってしまいました。記事を読み進め、仙台駅構内にも同店舗があることを知り驚きました。古川の特権かと思っていましたが、仙台にもあるのですね。”懐かしの味”を求めて仙台駅へ。

お久しぶりずんだ餅。解凍後とは思えない餅のコシ、ずんだの甘みと香り。ごちそうさまでした。手軽に食べられる喜びに感謝です。

明日から新テーマ「夏休み!」に入ります。
梅島さんからです。

寺田 早輪子

2022/07/08

先日、仙台港で初めて「フェリー」に乗り込んでのインタビュー取材をしました。
仙台港では、太平洋フェリーが苫小牧~仙台~名古屋を結ぶ航路を運航しています。
私にとって、フェリーを間近で見るのも、乗り込むのも、初めての体験でした。
取材前、入港の様子を遠くから見守っていたのですが、徐々に近づいてくるその巨大な船体は、まるで、白壁の大型ホテルが海を進んでいるよう!
その規模の大きさに圧倒されていると、間もなく、さらに興奮する光景が…!
船首部分の扉(…というより、もう巨大な壁!)が開いて中から次々に車が出てきました。
扉が上部に開き切った様子は、子供の頃に大好きだった戦隊ヒーローが最終的に乗り込で敵を倒す「超合金ロボ」そのもの!興奮して写真を撮りまくりました!

ところで、今回の取材は東日本大震災をフェリー「きたかみ」で経験した航海士へのインタビューでした。その方は、当時、乗客を降ろして、仙台港に停泊していた「きたかみ」内で休憩中に大地震に見舞われました。フェリーは大津波警報が発表されたあと、船長の指示で沖に避難。4回の襲ってきた大津波を、洋上で文字通り「乗り越え」、無事でした。
迫る津波に激突した瞬間、船首が上向きになり、操舵室の窓から見えたのは、「空」。
そして、波を乗り越えた次の瞬間には「海」が見えたというほど、船体は上下に揺さぶられたそうです。
その方が、その時に感じたのは「恐怖」ではなく、「何とかこの事態を乗り越えるんだ!」という強い気持ちだったといいます。
そう思えたのは、船長や一等航海士の冷静な指示があったからだそうです。極限の状況で冷静でいられた背景に何があったのか?…インタビューで聞きました。
すると、「平時から安全を第一に、誠実に業務にあたってきた」という自信と、「繰り返し訓練を行ってきた」ことという言葉が返ってきました。
仙台港は、「誠実に安全を追求するフェリー」が入港している。これは誇れることだと感じます!

☆写真は、太平洋フェリー取材@仙台港。苫小牧から帰ってきたばかりの「いしかり」の大きさにびっくり!名古屋に向かうまでの3時間弱の間に取材させていただきました。
ありがとうございました!!

アナ・ログ。続いては、千坂アナウンサーです。

梅島 三環子

2022/07/07

三陸沿岸道路が整備され、一段と気仙沼や南三陸の魅力を実感するようになりました。
入社したころの私に、「これからは、気仙沼が2時間で行けるようになるよ」と言っても
信じられなかったことと思います。
気仙沼大島も近くなりましたね。

気仙沼・南三陸で、獲れたての食材を頂く機会も増えました。
実益を兼ねた(!?)仕事で、船に乗せて頂く機会も増えました。
歌津のワカメに戸倉の牡蠣・唐桑の牡蠣も最高でしたね。
同じ食材でも、養殖の仕方や年数によってこんなにも味わいが違うと実感できたのは
取材させて頂いたからこそと思います。

プライベートでは、温泉が豊富というのも宮城の魅力です。
宮城で暮らして、17年。
暮らすまでは日本酒など、ほとんど飲んだこともありませんでしたが
地元の温泉に浸かり、肴に合わせて酒を選び…
宮城って最高だなとつくづく感じる瞬間です。

17年前とは、気候もだいぶ変わっているように感じますが
それでもまだまだ暮らしやすい宮城。
これからも新たな魅力に気づけていけたら幸せです。

写真は温泉帰りに見つけたもの。
村田の特産ソラマメも宮城の自慢ですね。

明日は寺田アナです。

堤 勇高

2022/07/06

「新鮮でおいしい海のものが気軽に食べられる」
海なし県で生まれ、お刺身はじめ魚介類が大好きな私にとって宮城で食べる海鮮は本当に魅力です。
(もちろん内陸に輸送されてくる魚たちもおいしいものはたくさんあります!)

正直そんな恵まれた環境に、少し慣れてきてしまっていた今日この頃。
美味しい魚介類が日常の一部になっていました。ありがたいことです。

そんな中、先日知り合いから新鮮なカツオの刺身をもらいました。
その日の朝水揚げされたばかりだという、生カツオです。
テンションが上がり、チューブのショウガやらニンニクやらを買って帰りました。

そのカツオが悶絶するほどの美味しさだったのは言うまでもありません。
赤身感のあるさわやかな味、その中にも感じる脂のり、口いっぱいに広がるうま味。
途中登板の薬味たちも大活躍です。

カツオに限った話ではありませんが、こうして海の幸を新鮮なまま、しかも漁港や市場まで行けば比較的安く食べられるというのは、やはり宮城の大きな魅力だと改めて感じた瞬間でした。

……玉ねぎスライスを買っていなかったことが今思い出しても悔やまれます。

さて、写真はそのカツオ!といきたいところでしたが、写真のことをすっかり忘れて食べてしまったという事情がありまして……昔撮ったお刺身の画像です。
奥にカツオのたたきがあります。
今回は刺身でしたが、シーズン中にたたきも食べたいです。

次は梅島アナウンサーです。

飯田 菜奈

2022/07/05

社会人になって仙台に住み始めてから、何度訪れたでしょうか。日本三景の一つ、松島。

旅番組のロケで何度か訪れ、県外から友人が来るたびに案内し、紅葉の時期は円通院のライトアップを見に足を運び・・・もう、数えきれないほどです。
もはや松島のことは知り尽くした!ぐらいの気持ちでいましたが(笑)
つい先日、とってもお洒落なカフェとの出会いがありました。2015年にオープンしたそうですが、訪れるのは初めて。

緑に囲まれた高台にあり、とても見晴らしの良いロケーション。店内は窓が大きく、眼下に松島の島々を眺めながらランチメニューやスイーツをいただけます。
ゆったりと外を眺めているだけで、あっという間に時間が経ってしまうような、居心地の良い空間でした!

遊覧船に乗って松島を周遊するのも楽しいですが、小高い丘の上から、カフェタイムを満喫しながら松島の景色を一望するのも、良いものだな~♬と。松島の新たな楽しみ方を見つけたような気がします。

★写真★
ランチタイムにいただいた、クロックマダムとアイスコーヒー。
見た目以上にボリュームがあり、お腹いっぱいになりました(笑) 

続いては、堤アナです!

牧 広大

2022/07/04

宮城に住んで8年目、改めて思うことは美味しい食べ物が多いこと。

牛タンや、ずんだ、笹かまはもちろん全国的に有名で、宮城に住む前から知っていましたが、山元町のいちご「もういっこ」、石巻の「金華サバ」、塩釜港に水揚げされるマグロ「三陸塩竈ひがしもの」や「仙台牛」、そしてはらこ飯やセリ鍋などの旬の食材を使った料理などは宮城に来て初めて知りました。

食の宝庫だなぁと常々感じますが、特に、東京出身の私にとって、「お米」が本当に美味しいなと感じます。
もともと学生時代に、釜で炊くご飯がウリの飲食店でアルバイトをしていて、美味しいお米の魅力には気づいていましたが、「ひとめぼれ」や「ササニシキ」「つや姫」、そして「だて正夢」とそれぞれに違った良さがあり、個人でお好みの品種を見つけるのもいいですね。

写真は今年に仙台市内にオープンしたおにぎり専門店の「すじこ」と「しゃけ」のおにぎり。
炊き立てのお米で握りたてを食べられるのが、さらに嬉しいポイントです。

続いては飯田アナです!

高橋 咲良

2022/07/01

今年4月に始まり、月に1回、夕方のニュース番組「イット!」で放送している新コーナー「みやぎ御朱印散歩旅」のリポーターを務めています!

県内各地の寺社を巡って御朱印を頂き、周辺の素敵なスポットも巡るという、のんびり、ほっこり、ぶらり旅です。

これまでに3回放送しまして、仙台市内と美里町の神社を訪れました。県内各地の寺社を巡るのは初めての体験で、加えて御朱印巡りも初めてなので、毎回新鮮な気持ちでロケに臨んでいます。

今月訪れたのは、美里町の山神社。
境内には、130種・約1,000株ものアジサイがありまして、今がまさに見ごろ。参拝に来た人たちを魅了していました。庭園内には、池や朱色の橋もありまして、非常に風情があり、どこをきりとっても、絵になるような風景でした。
そして、アジサイが130種類もありますから、1つ1つ良く見ると、色合いも様々ですし、花の形も丸みを帯びていたり、とんがっていたりと微妙に違っていて、アジサイの奥深さも感じることが出来ました。

私は宮城のアジサイが有名な寺社といえば、毎年取材で伺っている、青葉区の資福寺だったのですが、これほど見事な、アジサイ庭園をもつ神社があったとは…!新たな発見です。
「みやぎ御朱印散歩旅」を通して、まだまだ見つけられていない、宮城の魅力を発見できる予感です…!

☆写真は、その美里町の山神社にて。見ごろを迎えたアジサイと♩
見頃は、6月末から7月上旬にかけてとのことです。
暑い日でも、こうして可憐に咲くアジサイを見ると、何だか涼しくなってくる感じがします。

続いては、牧アナウンサーです !!!

下山 由城

2022/06/30

「ほや」が美味しい。
これは再発見というよりは再確認!毎年この時期(少し前ですかね)の恒例です。どんどん好きになっている気がします。生でも蒸しでもどちらでも!セットは日本酒でお願いします。県外の友人には、ぜひこのシーズンに仙台へ遊びに来てほしいなぁとよく思います。

あとは…わりと近場に「ウイスキー工場」があることでしょうか。
日本の人気シングルモルトウイスキーって、そもそも品薄状態なので、もはや簡単に手に入れることが難しいです。それでも宮城には、仙台駅から車で40分くらいの「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」があります。そこで作られている「宮城峡」は比較的入手しやすいと思います(工場には直売所もあります)。最近はコンビニエンスストアのお酒コーナーでも見かけますかね。あと単純に「宮城」の名の付いた銘柄が作られているので、親近感がありますよね。ウイスキー工場は秋保温泉が近いので、行くとしたらほぼセットです。ついでに車で行っているのなら、定義山までいって三角油揚げを食べて帰ります。…でもこれも再発見というのとは少し違うのかな?(笑)でもそのルートで行くと、何かしら新しいお店(主に飲食店)にも行くので、新たな魅力を見つけることは多い気もします。

宮城に限らなければこんなことも…!
仙台放送LiveNewsイット!17時台・毎週火曜日と木曜日は「アクセント」のコーナーをお送りしています。暮らしのアクセントになる、新しい楽しい話題をお送りするものなので、担当するアナウンサーも色んな再発見をしていると思います。
写真は出張サウナを体験したときのものです。サウナと言えば大浴場に併設されているものの感覚でいましたが、今はキャンプ場などに設置して大自然の中で楽しむというサービスもあるのだそうです。サウナで温まったあとは、すぐそばの川に飛び込んで「整う」体験をしました(笑)楽しみ方もたくさんあるなと再発見でしたね!

お次は高橋咲良アナウンサーです!

西ノ入 菜月

2022/06/29

最近、ある勉強をして宮城の魅力を再発見しています。
それは…「宮城マスター検定」1級に合格するための勉強です。

宮城ファンを増やすために2007年から始まり、去年までに11回開催された宮城県のご当地検定で、現在は1級しかありません。
宮城県のアナウンサーなら、宮城のことをもっと知らなくては!と思い、1級試験を受けることを決めたのですが、実はこの検定、全国の中でも類を見ないほどの難易度を誇るご当地検定なのです。

これまで11回の1級平均合格率はなんと…【2.2%】!!!
2017年では178人受けて誰一人合格しなかったそうです。

そんな激ムズ検定に挑むべく、今猛勉強をしているのですが、ニュースでも読んだことのないコアな内容の問題があまりにも多いため、「こんな歴史、場所、伝説が宮城にあったんだ!」と、奥深い魅力を再発見しているわけです。

例えば…
●鳴子温泉の名前の由来には源義経が関わっている(諸説あり)
●「どんぐりころころ」の歌は松島出身の学者が作詞していた
●「オダズナー」「ダッチャー」などの宮城のご当地ヒーローが県内の平和を守ってくれている(涙)
●名取には東北最大の古墳がある
●現在発見されている小惑星の中には、宮城県にまつわる名前のものが約30個もある!

などなど、いつか誰かに披露できるかも(?)しれない、コアな豆知識が毎日たくさん増えていきます(笑)

試験日は11月中旬。なんとか合格できるように日々奮闘中です。

その合格までの道のりを、現在、仙台放送アナウンス部公式YouTubeにて配信中です!
ウェブ模擬試験を受けてあまりの難しさに地獄を見たり、点数が上がって一喜一憂する様子などを動画にまとめています(笑)

もし良ければご覧ください。
そして、ともに「宮城マスター検定」を受けようと勉強されている皆様、頑張りましょう !!! 涙

明日は下山アナです。

金澤 聡

2022/06/28

宮城に住んで早いもので27年目。もはや地元といえば、私にとっては完全に宮城です。
宮城に住むようになり、食に関しては、セリは根っこごと食べて、その根が美味しいことやホヤというビジュアルはなかなかグロテスクですが、磯の香りと独特の甘みがあって美味なることなど様々な発見をしてきました。
故郷・宮城は美味しい特産物で溢れている食の宝庫だと思います。

さて、長く住んでいる宮城で食とは関係ありませんが、今年、新たな魅力を再発見しました。

今年は各駅停車の電車で宮城を縦断しました。南からは山元町のJR常磐線、坂元駅から仙台駅。北へは、仙台駅からJR東北本線で小牛田駅へ。乗り換えて石越駅までの縦断ルートです。
それぞれの駅の佇まいや車窓からの景色が、自分の想像とは異なっていたことが多く大変新鮮な感覚でした。各駅停車の電車移動だけの旅でも新たな発見が多かったので、それぞれの駅に降りて散策すれば、より多くの新たな魅力を見つけることができるのではと心躍らせています。

写真は、ユアテックスタジアム仙台にて、ベガルタ仙台の試合開始前に、宮城の市町村のマスコットが集合したイベントを撮影したもの。
「そんなマスコットもいるんだ!」と再発見。
みなさんは、どのマスコットがどこの市町村かお分かりですか?

次は、西ノ入アナウンサーです。

伊藤 瞳

2022/06/27

今年四月から隔週水曜日の「仙台放送Live Newsイット!」17時台放送の生中継コーナー「旬感LIVE 今ココ」を担当しています。私伊藤が、宮城県の旬の場所に行き魅力をお伝えするというものです。

これまでの三か月間で、大河原町の一目千本桜、登米市の観音寺セリ収穫体験、岩沼市の金蛇水神社の花まつり、蔵王町の蔵王ハートランドでチーズ作り体験、仙台市の元気フィールド仙台で屋内スポーツ体験をお伝えしてまいりました。
(写真は、金蛇水神社の中継の際に藤棚の前で撮りました!)

伝え手の私自身、毎度、「宮城の魅力を再発見」です。

入社以降の二年間は、七夕祭りや、東北みやぎ復興マラソンなど宮城の旬のイベントが中止となり、宮城県の魅力をその場で感じて伝えられる機会は少なかったのかもしれません。
今もコロナ禍ですし、未だマスクを付けてお伝えしている状況ではありますが、私にとっては、中継コーナーを出来るようになったということ自体が新鮮で、希望に感じています。

次の「旬感LIVE 今ココ」は、明後日6月29日の予定です。皆さんにもテレビを通して「宮城の魅力再発見」していただけるように頑張ります(*^-^*)

次は、金澤聡アナウンサーです。

佐藤 拓雄

2022/06/24

きょうから新たなお題「宮城の魅力再発見」です。
私たちの「ホーム」宮城の魅力を改めて各アナウンサーが語っていきます。


さて、私は、宮城に住んで今年で34年目。大学入学と同時に宮城県にやって来ましたが、住み始めてすぐ、全てが快適であることに気がつきました。

気候が穏やかで、真夏でも夜は涼しく寝苦しくない、冬も思ったほど寒くなく雪も降らない(当時)。
食べ物がなんでもおいしい。
都会と田舎のいいところが両方あり、何でも手近にある。
などなど。

気候はこの30年でだいぶ変わってしまったような気がしますが、それでも、連日猛暑日あるいは冬の豪雪という地域のことを思うと、なんとよい環境か。

また、私の大学入学前後は「バブル期」。東京の実家で目にしていた不動産広告は、どれも〇億円という物件ばかりで、自分が家を持つことなど考えられませんでしたが、宮城ではそれほどでもなかったことにも、当時二十歳の私は驚き、ずっとここに住みたいと思うようになりました。

そして、運よく宮城県で職を得て、この快適な環境にどっぷり。
私の場合、通勤も徒歩圏内で、職住接近。通勤ラッシュともほぼ無縁です。

・・・どうも「再発見」話になりませんが、東日本大震災の発生後、沿岸部を訪れる機会がそれまでよりも格段に増えた中で、海産物をはじめとする食の豊かさ、人の温かさとたくましさ、自然の美しさ(と厳しさ)を、改めて知ったことが「宮城の魅力再発見」だったかもしれないと思っています。

【写真】宮城の魅力が詰まった丼。こういうものがすぐそばにあるというのは、なんと幸せなことか。ただ、サケやウニの不漁、物価高などの影響を受けて、今、厳しい事態に直面しているとか。心配です。

次は、伊藤瞳アナウンサーです。