伊藤 瞳
2023/09/22
宮城の名物「はらこ飯」コンビ、サーモンといくらが大好きです。
と言いながらも私は大学生まで寿司を食べることが出来ませんでした。生の食べ物に対しての「食わず嫌い」ですね。
寿司屋に行けば、決まって納豆巻きとおいなりさん!のエンドレス。「家計」には優しい好みだったと思います(笑)
多くの人に「人生損している」と言われながらも頑なに食べようとしなかった私。それなのにちゃんと大好物になりました!
大学時代に、家族と旅行した帰り道、何故か極度にお腹が減っていました。
腹ペコで仕方がなく、経由した東京駅で食事をすることになりました。
ただ、東京駅はほとんどの飲食店がとても混雑していて、唯一すぐ入れるお店が、回らない寿司屋でした。「たまには」の贅沢ということで、勢いでそこに決めて入ったのですが、いざメニューを見てみると、単品メニューはなく、コースメニューしかありません。
そのコースメニューは大皿にお寿司が乗っていて、今となれば、大喜びの寿司ネタの勢ぞろいだったのですが、その時の私には、全てが食べられないものでした。
納豆巻きはありません(笑)
ただ、その時、私は、食わず嫌いを押し通す以上に、「何かを食べたい」衝動で獣のようになっていて、「苦手」と「極度の空腹」を天秤にとっても、圧倒的に空腹が勝利。
そして、ついに納豆巻き以外のメニューと対面することになりました。
あの瞬間は忘れられません。
本能的に口に入れた瞬間、目が見開きました。
「なんて美味しいんだ」
夢中で食べ進めて、家族の誰よりも先に完食しました。
本当に美味しかった。
寿司ってこんなに美味しかったのかと、ただただ感動しました。
写真は、その時の完食したお皿です。記念に撮っていました(笑)
入った店が当たりだったのもあるかもしれませんが、「空腹」がくれた思わぬ「食わず嫌い・克服 !!」
その後に、「海の幸」に恵まれた宮城県に住むことになることを考えてもあのとき寿司を好きになれて良かったです。
このテーマラストは、飯田アナです(^^)/