アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

私のイチおし・映画編

2008/10/30
以前も書きましたが私が好きな映画は断然チャップリンです。早坂さんに先に言われてしまいました(^_^;)
今のテレビの笑いを見てもチャップリン映画をお手本にしたシーンがある気がします。板垣さんも同じようなことを仰ってました。
私が尊敬する爆笑問題・太田光さんや三谷幸喜さんもチャップリンが好きで、影響を受けたとテレビやラジオで話していました。ウッチャンナンチャンの内村さんも「笑う犬の生活」という名の番組を作ったほどです(「犬の生活」というチャップリン映画があります)。ビートたけしさんもご自分の番組のコーナー名にチャップリンの名を使っていました。
特に意識せずに、個人的にたまたま好きになった人達に意外な共通点が見つかって、それが「チャップリン」だというのがさらに驚きです。
チャップリン映画は白黒ですし、映像とBGMだけでセリフがないものが多いので、多分テレビで観られる機会は少ないでしょうから、是非DVDでご覧下さい。

さて、チャップリンばかり書いてしまったので、違うものを。
超有名作品じゃなくて、マイナー過ぎないものでおススメなのは「魔笛」です。音楽家モーツァルトのオペラ作品「魔笛」がイギリスで映画化され、日本では2007年に公開されました。「魔笛」の存在は、モーツァルトを題材にしたアカデミー賞作品「アマデウス」を観てなんとなく気になっていたのですが、これが非常に面白かった。夜の女王というのがいるのですが、彼女が「パッパッパッパッパッパッパッパッパー」という有名なアリアを歌うアレです。オペラといってもモーツァルトが型破りなので元々楽しくなっているストーリーを、映画監督が現代風の舞台設定にして親しみやすくしています。オペラなんか難しそうで分からないという方でも間違いなく楽しめます。

さて、「私のイチおし・映画編」は私で終わりです。映画編というだけあってイチおしシリーズはまだまだ続きます。食欲の秋、芸術の秋も続きますが、今度の秋は「読書の秋」です。梅島さんから始まる「私のイチおし・読書編」をお楽しみ下さい♪

私のイチおし・映画編

2008/10/29
お薦め映画は『WEST SIDE STORY』です!
今回はこれ1本に絞ります☆

これは、言わずもがなの世界的な名作。
ロバート・ワイズとジェローム・ロビンス監督の1961年のアメリカ映画です。

ブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド物語』の映画化作品なのですが・・・
何が良いって「ミュージカルを忠実に映画化させて成功している」という所です☆

ミュージカルと映画は表現方法が違うのは当たり前なのですが、ミュージカルの良いとところがそのままな点が嬉しいです。
それに演技と演技の間に歌唱が入っても不自然ではないし、より迫力あるダンスシーンになっているし。

舞台版とは多少変更している点があるものの、名シーンはぐっと感動的に撮影されていると思います。

日本でもブームになったようですね。
調べたら1961年(昭和36年)12月23日から上映されて、1963年(昭和38年)5月17日まで509日にわたりロングラン上映された、とのこと。

映画化されたからこそ、誰もが知る名作になったのだろうと思います(^_^)v
ミュージカルが少し苦手という方でも、この映画はお薦めです!
是非試してみて下さい。

さてお次はラストバッター広瀬アナ。
チャップリンが登場のようです♪

私のイチおし・映画編

2008/10/28
寺田さんからバトンタッチ!
私は自宅でDVDを見るパターンが多いのですが、一番最近に映画館で見た「容疑者Xの献身」、素晴らしかったです!私にとって今年一番の映画でした。
変人ガリレオ役の福山さんも素敵ですが、何より天才数学者役の堤真一さんの演技に心動かされました…是非まだ見ていないという方は映画館へ★
(写真は劇団四季の美女と野獣を見に行ったときのものです)

さてさて、イギリス小説が好きで英文科に進んだ私のイチオシ映画は『ある晴れた日に』(1995年)です。これは英国作家、J・オースティンの小説を基に映画化したもので小説を読んだことのある方も多いのではないでしょうか?
物語は、分別を重んじ恋心を抑える姉と感情のままに思いをぶつける妹マリアンヌ。19世紀イギリスの田園を舞台に、対照的な姉妹が「あの人が気になる、好きだ、嫌いだ」と、まあいわゆる恋愛模様を繰り広げるわけです。
特に当時は中流階級の女性たちは、いかに裕福な男性を捕まえるかで人生がきまる時代だったので、こうしたテーマを扱った映画は沢山あるのですが何より面白いな~と感心するのはその脚本力。

正直、大した事件も事故も起きませんが「え~つまらない!」と思うなかれ。劇的な大事件は全くない代わりに、人物描写やその気持ちの移り変わりがつぶさに伝わってきて、一気にエンディングまで見せる力があるんです。
本筋に関係ない場面も演出に凝っていて、例えば、次女に男性が突然たずねてくるシーンでは、化粧品がないからと頬をバチバチぶってもらい赤くして頬紅代わりにし、自ら唇を何度もかみ締めて綺麗に見せようとする。涙目になりながら(きっとひりひりしているだろうに…)男性とご対面。(当時はこうしてキレイに見せる場面もあったとか…)
本当にシーン毎のちょっとしたこだわりや、丁寧なカメラワークに作品に対する製作者の思いを感じられます。

ちなみに、長女とヒュー・グラントの爽やかな恋愛も◎ですが、個人的には次女に夢中な中年大佐を「ハリー・ポッター」のスネイプ先生役アラン・リックマンが演じている点にも注目していただきたいです。

秋の夜長、英国紅茶などを片手にご覧になってはいかがでしょうか。ゆったりした気分になるかと…
お次は同期、「牧子お姉さん」こと早坂アナです♪

私のイチおし・映画編

2008/10/27
自分の故郷が舞台になった映画があるというのは、うれしいものです。
このアナログでも何度かお伝えしておりますが、私の故郷は福島県いわき市です。
私が生まれた昭和51年には、すでにいわきは『日本のハワイ』でした。
現在は、『スパリゾートハワイアンズ』という名称の『常磐ハワイアンセンター』。そのフラガール誕生までを描いた映画『フラガール』。大好きです。笑いながら、心から感動して泣けた映画のうちのひとつです。私が生まれる前の話なのですが、懐かしいと感じられたのは、あの「方言」でしょう。
主演の蒼井優さんのセリフ、「決めつけなねぇでくんちぇー!」(「決めつけないでくださいよ!」)
兄役の豊川悦司さんのセリフ、「この、デレスケがー!」(「だらしないぞ!」)
この「デレスケ」は、学校の先生に、頻繁に言われていました(;▽;)
あ、すべてイントネーションは尻上がりです。
出演者のいくつかのセリフは、私にとって故郷そのもの。子供の頃、学校で、近所で、スーパーマーケットで、耳にした方言、そして、もちろん私も発していた方言、そのものなのです。
大ヒット映画ですので、ご覧になった方も多いことでしょう。しかし、「まじめな顔でニュースを読んでいる寺田アナは、『フラガール』と同じ方言を使っていた」という視点で、もう一度、鑑賞していただくと、じわっと笑えること、うけあいです。
ぜひ、どうぞ!
今回の写真は、塩釜市魚市場の取材で撮影した「メバチマグロと私」。今が旬で、おととし、商標登録されたばかりの新ブランド『三陸塩竈ひがしもの』に認定されたメバチマグロです。赤身でも中トロのように…、中トロでも大トロのように…、甘くて、夢のように美味しいマグロです!
さて、「日本のハワイ」のお話のあとは、イギリス好きの原アナです。

私のイチおし・映画編

2008/10/24
非常にベタで申し訳ありませんが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をイチおしとさせていただきます。ベタですよね?すみません。はい。
でも、本当に好きなんです。VHSのビデオで(時代を感じるでしょう?)パート1からパート3までを何度も見ました。見るたびに新たな発見があったりして、細かい部分までよく作られた作品だなあ、と感心してしまったりもします。
そして、ストーリーのスピード感とテンポのよさ。グイグイ引き込まれて、ラストまであっという間です。先日、このアナ・ログを書くために、と引っ張り出してみたところ、時間もないのに、危なく最後まで見てしまうところでした。危なくないか。そのくらい何度見ても面白い。
あ、今気がついたんですが、これだけの大ヒット作、わざわざ魅力を語る必要もないか?まいっか。
ところで、僕は、常々、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」って「ドラえもん」だよなあ、と思っていまして、大学時代は、これで卒業論文を書こうと思ったくらいです・・・ウソです。筆が滑りました。すみません。
でも、「ドラえもん」と思っているのは本当です。
では、なぜ「ドラえもん」なのか?
まずタイムマシン。でもこれだけでは「ドラえもん」じゃなくてもいいですよね。
次に、いじめっ子・ビフの存在。このビフを、ジャイアンと思ってください。のび太は?ビフにいじめられる、マーティーの父親・ジョージです。しずかちゃんもいました。マーティーの母親になる女性・ロレイン。肝心のドラえもんは、タイムマシンを作ったドクですね。のび太であるところのジョージとドクが絡まないところがちょっと違うんですが、一種のひねりだと勝手に解釈し、一件落着。
決め手は、デロリアンのタイムマシンによるタイムトリップで行く先々で、いつも同じ人間関係が展開されていること。ジョージ、ビフとその取り巻き、ロレインの先祖や子孫が同じような力関係でトラブっているわけです。これって、ドラえもんでしょ?大昔へ行っても、未来へ行っても、のび太の先祖・子孫がジャイアンの先祖・子孫にいじめられていたり、っていう展開です。
ね、ね、ね。ドラえもんに思えてきたでしょう?思えてこない?思ってください。
というわけで、「新説・バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした。失礼しました。

寺田アナウンサーは、地元が舞台のあの映画だとか。

私のイチおし・映画編

2008/10/23
私のイチオシ映画は、たれ目の犬、セントバーナードが主役の1992年公開のアメリカ映画「ベートーベン」です。
ストーリーは単純明快、子どもも大人も楽しめるホームコメディです。単純に笑えます。

これは今までで、鑑賞した回数が1番多い作品です。
後にも先にも、映画館で1日に3回見た作品はこれだけ。しかも、「永遠に美しく…」という作品との2本立てでの上映でした。つまり、一気に5本の映画を見たのです。
お客さんの入れ替えのなかった、当時ですからできたことですね。改めて考えると、母親はよく付き合ってくれたなぁと思います。

好きな理由は、私の好きなホームコメディというジャンルと犬が主役の映画だから。理由も単純です。犬が大好きな私は、今までいろんな“犬のでてくる映画”を見たのですが、これがピカイチです。ちなみに今まで、飼った犬はちょうど10匹になります。犬と真面目に喧嘩して、犬に真剣に怒られて…犬にちょっかいを出しながら私は大人になりました。

思い出を語るとキリがないので、やめておきますが犬中心の生活をしてきた私は、やっぱり動物、特に犬が主役の映画は気になって見てしまいます。

この映画で一番好きなシーンは、犬嫌いの潔癖症のお父さんにベートーベンが顔を振ってヨダレを振りまくシーン。可愛いと思うか、「えっ!?」と思うかは、人それぞれですが、気楽に見られる作品です。日々お疲れの方に特にオススメです。

次は、拓雄アナウンサーのオススメです。
どんなジャンルの作品でしょうか?

私のイチおし・映画編

2008/10/22
私の映画鑑賞全盛は20代前半の頃で、ビデオ・DVDを含めて1ヵ月15本くらいのペースで見ていました。
映画に激しく傾注していったのは、自分の人生では経験できないことを疑似体験でき人間性に深みが増したのではないかと一瞬にして錯覚させてくれたことと、日々ストレスで抑圧されていた精神を浄化してくれるようなカタルシスを得られたためだと思います。
その頃好きだったのは、「とんがった」俳優が出演している映画です。「とんがった」というのはもちろん見た目ではなく、俳優のキャラクターであったり演技のキレであったりするんですが、あくまで私基準の表現です。
例えば、1995年デヴィッド・フィンチャー監督作品『セブン』の猟奇連続殺人事件犯役と、同年のサスペンス作品『ユージュアル・サスペクツ』の殺人事件で唯一生き残ったヴァーバル役を演じた、ケヴィン・スペイシー。当時、相当とんがっていてこの先も楽しみだなあと思っていたら、その年アカデミー助演男優賞を獲得して密かに喜んでいたのを覚えています。(「とんがった」をご理解いただけたでしょうか?分かりやすい例で言うと、月9ドラマ『CHANGE』で総理付けSP役をされていた大倉孝二さんのような感じでもあり、ちょっと違うかな、もっともっと硬派な感じでもあったり、そんな結構あいまいな基準です。すいません。)

中でも、私を「とんがった」俳優好きにしてくれたのは1987年作品『遠い夜明け』に出演した、デンゼル・ワシントン。1970年代、アパルトヘイト下の南アフリカ共和国の話で、デンゼル・ワシントンは殺害されてしまう黒人解放活動家の役。物語は白人記者ドナルド・ウッズとの交友が描かれている内容なのですが、そのセリフのやりとりも「とんがって」いて、人間同士の差別の根の深さを考えさせられた映画です。(これは学生の頃ビデオで観ました)後々知ったのですが、とんがり俳優のデンゼル・ワシントンは1989年『グローリー』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞していました。その当時のベストとんがり俳優だと思います。
秋の夜長にまた「とんがった」俳優探しでもしてみようかと思う、今日この頃です。

次回は、梅島アナウンサー。思い出のある映画だそうです。たぶん、とんがった話ではないと思います。

私のイチおし・映画編

2008/10/21
レンタルビデオショップ「ITAYA」。年中無休で開店しております。出射さん、またのご来店、お待ちしております。

私の部屋の棚に並ぶは200枚近くのDVD。どれもこれも、心底買いたいと思って集めた名作、イチ押し映画なわけで、その中から1つ選出するというのはなかなか難しい作業です。
個人的に、久々にレオナルド・ディカプリオのヒット作品、『ブラッド・ダイヤモンド』?不朽の作品『ローマの休日』?侮れない韓流『殺人の追憶』?子供に見せたい映画No.1のジブリシリーズ?挙げだしたら切りがありませんね。
得意の話題であるはずが、悩みに悩みました。写真はその悩みを表現したつもりです。

悩みぬいた末、出た結論は、アニメです。『うしろの正面だあれ』。子供の頃から心に残っている映画です。皆さんご存知でしょうか。
舞台は太平洋戦争下にある日本。主人公は8歳の少女かよ子。故 林家三平夫人、海老名香葉子さんの実体験に基づいたお話です。あらすじを書きたいところですが、何も情報がないまま、映画を観て頂きたいと思います。

同じく戦争を題材に、子供を主役に立てた作品に、有名な『火垂るの墓』がありますね。あれほど悲哀で、琴線に触れる物語はないと感じた方はたくさんいらっしゃると思います。

が、是非、『うしろの正面だあれ』を見てください。
同じ題材、同じ年頃の主人公、しかしながら、私達に訴えかけるものは、全く異なります。一言で言えば、生きていく勇気が沸いてきます。死の悲しさよりも、強く生き抜く姿に、感動します。私は『うしろの正面だあれ』の方が、断然好きです。

私が初めて見たのは小学校3年生の時、テレビの前、母と姉とともに大号泣。以来TV放映はほとんどされてないと思います。大学生になってビデオ屋で借りてみたら、大号泣。なぜこんなにも泣けるのか、書きたくて仕方ない。しかしストーリーに触れることは書けません。とにかく、一度観て頂きたいと思います。

…長くなってしまいました。出射さんの言うとおり、映画になるとどうも熱くなってしまって。押し付けがましくなりましたが、ビデオ屋でふと、少しでも私の話を思い出したら、探してみてください。さて次は、金澤アナです。もしかしたら、私なんかより、膨大な数を観ているかもしれません。先輩のイチ押し、気になります。

私のイチおし・映画編

2008/10/20
先日自宅のDVDを確認したところ気づいたのですが、全部ポジティブな明るいわかりやすいストーリーでした(^^;

(1)『プラダを着た悪魔』(出演:アン・ハサウェイ、メリル・ストリープなど)
学校を卒業したての普通の女の子が、ファッション誌の鬼編集長の元で苦労しながらも恋も仕事もがんばって成長していく、また女性としても磨かれていく、というわかりやすいストーリーなのですが、その映画を観るとなんだかエネルギーが沸いてきます。

(2)『チアーズ』(出演:キルスティン・ダンストなど)
アメリカのチアリーディングの強豪校に通う女子高生の話です。チア、友情、恋愛どれも手を抜けない主人公。一生懸命な主人公の姿に共感してしまいます。
これは学生時代に映画館で観たのが最初でした。映画館はチアリーディング部のスポーツバッグを持った女の子たちで満席状態。私もかつてはその1人で、ジャージにスポーツバッグを持った状態で映画館で見ました。こちらも見終わった後清々しい気持ちになれる映画です。

(3)『コヨーテ・アグリー』
こちらも自分探しがテーマ。パワフルな映画です。
最近ですとキャメロン・ディアスが出演していた『ベガスの恋に勝つルール』もよかったです。すいません、わりとライトな感じで、わかりやすく、元気をもらえる映画ばかりになってしまいました。

そんな私が、後輩板垣アナに熱くジブリ作品について語られたのがきっかけで、今さらですが、「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」を見ました。板垣ライブラリーから借りましたが、やはり世界の宮崎監督ですね!こんなにも心に響く作品をこれまで見そびれていたことを悔やみました…板垣、ありがとう!

映画について書き出すととまりません…
ので、最近拝見し、舞台挨拶の司会をさせていただいた「ハンサムスーツ」についてはシネマパケットのページに書かせていただきます☆
とってもエンターテイナーな英監督の作品です、ヒロイン北川景子さんにもお話を伺いましたのでぜひごらんください!
つづいては、映画大大大好きな板垣アナです。

*写真は、先日偶然街中で遇った東北放送の佐々木アナと安東アナ。試写会でもよく会うんです。
ちなみに安東ちゃんと私は同じ高校出身なんですよー!

私のイチおし・映画編

2008/10/17
そうそう!松本清張原作・橋本忍脚本「砂の器」ですね。「またか」という声が聞こえるので、今回の話はこれで。

ワンコインDVDというのが売られていますが…
先日、先日といっても、先々月でしたか、ナンと、ナンと、南都雄ニ!古い洒落をつかってみました。いやいや、ミヤコ蝶々・南都雄二の話ではなくて、ワンコインDVDといいますと¥500ですよね。これが、ナンと、ナンと大手レンタル店で¥100で売られていたのです。
早速、買い込みました。100円ですよ。100円!!!
エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」1939年作品ローレンス・オリビア主演。
「オペラ座の怪人」これは1943年モノ。
ご存知ジョン・ウェインの「駅馬車」1939年作。
「雨に唄えば」ジーン・ケリー主演 1952年。
ハンフリー・ボガード イングリッド・バーグマンの
「カサブランカ」1943年。
そして、1949年の公開「第三の男」ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズですね。
この6本ほど、買い込みました。(もっと買っておけばよかった。失敗)

ではその中から、「第三の男」を。
音楽はあまりにも有名、何度も耳にしている名曲です。
♪チャラ ラララ~ララ~ チャラ ラララ~ララ~ チャラララ~ララ~ラ ラ~ラ~ラ~ラ~分かりますよね。分からない?ふ~む…

旧友ハリーの死の真相を探そうとするマーティンス。彼の死を目撃した男が三人いる。二人は判ったが、第三の男が判明しない…

カメラワークは今でも通用します。古臭くありません。モノクロフイルム独特の明暗、陰影の使い方は見事。勿論、ストーリー性も。
名曲と共に、楽します。しかも、100円で。
もう今は、100円セールはやっていないでしょうが。
500円でも十分価値ありです。

どうもこの齢になると、昔観た映画を忘れてしまい、その映画を観かえすと、また違った良さを発見するのですね。

さて、お次はピーコです。久しぶりの洒落を使ってしまいました。
出射アナウンサーどうぞ。   

私のイチおし・映画編

2008/10/16
今日からニューテーマです。秋も深まってきました。「食欲の秋」そしてもう一つは「芸術の秋」。みんなの「イチおし映画」いってみましょう~!
★写真は「行楽の秋」、先日夏休みを利用して東京ディズニーリゾートへ。しかし雨続き。ある意味貴重な雨のシンデレラ城・・・。

通称“SATC”、まっ子もブログで紹介していた「SEX AND THE CITY」。最近見たということもありますが、「うん、うん」とうなずける場面が多く、世代を問わずいろんな女性がいろんな立場でみてそれぞれに感じることがある映画ということで推薦!(いちおう名前のインパクト通り?PG-12、小学生以下なるべく保護者同伴になっています)

大人気テレビシリーズの映画化。
欲しい物、肩書きなど自分の力で手にいれてきた、いわゆるアラフォー世代の美しく“勇ましい”女性4人の「愛」と「友情」のお話。既婚者、未婚者、これから結婚を控えているなど、おかれている立場も違う、タイプ別の「愛」の描き方がおもしろいのです。

スキャンダラス、コミカル、キュート。そのどれにも当てはまる内容。女性達の本音がズバズバ。気持ち良いくらいです。言葉もストレートで見ているこちらが恥ずかしくなるようなシーンもありますが、それがいいんでしょうね。自分を4人の誰かに重ね合わせ楽しめる自己投影型?映画。あっ、忘れてはいけません。ニューヨークファッションも注目です。

エンディングは納得のものでしたが、グッとくるシーンもあったりして。とにかく“愛は強し!”友達と見るもよし、恋人と見るも良し、夫婦でみるも良し。女性の知りたい、見たいものが凝縮された映画でした。

次は浅見さん、浅見さんと言ったらやはりこの映画でしょうか???