アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

メッセージ

2021/12/09
毎月1週担当しているMiMiよりマーケットでは、視聴者の皆様からのお便りを募集していて、番組の中でそのお便りをご紹介するときがあります。
私は、先月の放送で、担当してから初めてお便りの紹介をしました。秋の季節を感じさせていただける温かいお便りで、ほっこりしました。

番組にご紹介したお便り以外にも、お寄せいただいたメッセージ、拝見しています。中には、自分を応援してくださるようなメッセージもあって、ものすごく元気をいただいています。視聴者の皆様からの言葉が自分の力になることを実感する瞬間です。

それに、MiMiよりマーケットの収録は、MCの中村かおりさんはじめ、スタッフさんが、いつも笑顔で迎えてくださって、何かあっても「そういうときもあるよ」と温かいメッセージをくださる、ぬくもり溢れる場所です。

人の心の温かさを感じる番組に携わっていること感謝します。
写真は、1年前の初めての収録のときのものです。今より髪が長いです(*’ω’*)

明日からは、新しいテーマをお送りします。
トップバッターは、堤勇高アナウンサーです。

メッセージ

2021/12/08
先日、公園を散歩していると、背中にハートのマークが付いている虫を見つけました!(写真)

何か良い事がやってくるメッセージなのではと喜び勇んで家に帰って図鑑で調べました。
「エサキモンキツノカメムシ」
何やら長い名前ですが、カメムシです。あの嫌な臭いを発するカメムシでした。
小学生のとき、林間学校に向かうバスの車中であの強烈な臭いが襲ってきました。とっさに「このバスの中にカメムシがいる!」と大きな声を発した私。みんなでバスの中を探したものの見つからず、宿舎に着いて、荷物を出そうとしたら私のリュックの底に臭いの元がいました。誰にも見られないように逃がした苦い思い出があります。

いくらハートが付いているとはいえ、カメムシはカメムシです。少し残念な気持ちになりましたが、よく調べてみると、「幸運を呼ぶカメムシ」と呼ばれているようですし、このカメムシのメスは、卵を抱えて守る習性があるそうです。
しかも、孵化してから1回目の脱皮を終えるまで片時も離れず守るそうです。
少しは見直しました。
あとは本当に福をもたらしてくれたら、過去のことは水に流そうと思います。
あっ、そんな小さいハートの私だから現れたのか…。
もっと大きな心を持ちなさいというメッセージですね、これは…。

次は伊藤アナウンサーです。

メッセージ

2021/12/07
一年ぶりに息子の小学校で、学芸会が開かれました。
今年は来場する保護者も人数制限があり、自分の子供のいる学年の発表のみを観覧するなど、感染対策もしっかりとっての開催となりました。
子供達も感染対策のため、マスクをして登壇。
合唱を披露してくれたのですが、やはりマスクをしたままでした。
息子たちが歌ったのは『Believe』。いまや、小学生の合唱ではお馴染みですよね。
私も小学校の取材などで何度も聞いた大好きな曲ですが、マスクをしたままの子供達がこの歌を歌うのは初めて見る光景でした。
「マスクをしていると表情が見えない。」これまでインタビューなどでよく聞かれた言葉です。それでも、小学生という最も活動的な時期をコロナ禍で過ごしている彼らの心からの歌は、しっかりと胸に響きました。
マスクをしていても伝わる懸命さ。目も活き活きとしていました。マスクに隠れた口も大きく開けて歌っていることが良く分かりました。
歌詞の中には英文で「未来を信じている」という表現があります。
感染が収まった未来を信じて、進んでいく。そんなメッセージにも受け取れました。
この歌を聞いたことがある方なら、きっと分かっていただけると思いますが…、
号泣しました !!

☆写真は…、
石巻市役所前にて。大好きなV3と!

アナ・ログ。続いては金澤アナウンサーです♪

メッセージ

2021/12/06
先日夕方のニュースにマイナビ仙台の隅田凜選手に来ていただき、ここまでのマイナビ仙台について、またWEリーグ初代女王への意気込みなど、短い時間ではありましたが、いろいろとお話を聞かせていただきました。
写真は隅田選手が似顔絵を描くことが得意だということで、事前に番組からお願いして書いてもらったもの。髪型のウェーブ感やほくろの位置など、細かいところまで丁寧に書いていただきました。
放送でもお見せしましたが、時間が少なく、少ししかお見せできなかったことが悔やまれます。シーズン真っただ中で、練習で疲れているにもかかわらず、ご自宅で書いていただき、しかも納得がいかなかったからと何度か書き直したとも話されていました。
出演された後に「牧アナへ」というメッセージも添えていただき、忙しい中書いてくれたことに、本当に「感謝」です。

5月までの長いシーズン、初代女王へ向け、強力なライバルたちが立ちはだかりますがシーズンが終わった後に、隅田選手から優勝報告メッセージが聞けるよう、期待したいですね。

続いては寺田アナです。

メッセージ

2021/12/03
身体が発するメッセージに、気を配らねばと思う、今日この頃です。

何だか最近肌の調子が良くないなと思えば、大抵寝不足の日が続いているので、努めて良く眠るようにして、栄養バランスの良い食事をこころがけます。朝起きた時に顔がむくんでいれば、前日の夜、何を何時ごろ食べたか思い出して、塩分をとりすぎたかなと反省(笑)次からは気を付けよう~と心に誓います。
お酒を飲んだ日は特に、次の日のむくみ具合に注目です。例えば、ワイン〇杯くらいだと、翌日にひびくのか…など、どれくらいならば翌日に影響がないか、研究あるのみです。

ここ最近は、暖房をつけるようになったことで、肌やのどの乾燥が気になってきました。特に、喉は大切な商売道具。傷めることのないよう、こまめに水分をとったり、のど飴をなめたり…特に気を配ります。

気づけば、もう12月。これから、どんどん寒くなりますね。
皆さまくれぐれも体調管理には、お気を付けくださいませ!

☆写真☆
取材で伺った展示会での1枚です。この花々、実は全て樹脂粘土で出来ているのです…!信じられます ?! 間近で見ても、本物と見間違うほどの繊細で丁寧なつくりで、とっても華やかで綺麗でした。
このような粘土でつくった花と、室町時代から続く日本の伝統芸術「盆石」が一堂に集まった展示会で、あさって5日(日)まで、青葉区の東北電力グリーンプラザで開かれていますよ♪

続いては、牧アナウンサーです!

メッセージ

2021/12/02
集めるという行為は人の本能を満たしてくれます。
私の場合は飲んだ日本酒のラベルのコレクションがその1つです。瓶から剥がしてノートに貼っています。かれこれ2年くらいやっています!せっかく飲んだ日本酒を覚えておきたいとの考えから始めたのですが、結構楽しいです。基本的には、バケツに水を張って瓶を漬けておけば簡単に剥がれるので、そこまで手間のかかる作業でもありません。

ラベルを眺めていると日本酒のスペック以外にも、酒蔵からのメッセージが書かれていることが多いと気付きます。美味しく飲むための方法や、味についてのことなど様々です。
例えば、最近購入した秋田県新政酒造の「水墨(アッシュ)」というお酒にはこんなことが書かれています。

『和梨、白桃、アプリコット、微妙にトリュフ様の香り。梅様の清楚な酸味が印象的であり、木桶の新緑感、そしてクリアな甘みと一体化して口腔に広がる。』

自分の味覚がここまでついていけるかは別として(笑)お酒の味わいのヒントをここまで丁寧に書いていてくれると、飲むときの楽しみが1つ加わる感じがします。

『飲みどきであり、貯蔵させずに飲むのが良い。』

冷蔵庫でいつまでも保管させていないで、飲みどきだからさっさと飲みなさいよ!という酒蔵からの熱いメッセージまで付いています。私も今月中には飲もうと思います。

もしお店で日本酒を飲むときは、ぜひ店員さんにお願いして瓶を見せてもらってください。そしてぜひ酒蔵からのメッセージを探してみてください!(特に何も書いてない場合ももちろんありますが笑)

お次は高橋咲良アナウンサーです!

メッセージ

2021/12/01
実家の母は定期的に荷物を送ってくれるのですが、必ずメッセージや手紙が入っています。写真はその手紙のひとつ。
下の絵は「鬼滅の刃」の竈門禰豆子。上手です(笑)
このように毎回激励のメッセージをたくさんくれて、日々の励みになっています。

思い返せば、ことあるごとに母はメッセージを書いてくれる人でした。学校に持って行くお弁当の包みをあけると「お疲れ様」という付箋が入っていたり、「がんばれ!」や、「あなたならできる!」などの応援メッセージ、中には「授業中寝ないように」などの注意も…汗

遅く起きた朝は、すでに仕事へ向かった母からの置き手紙がテーブルの上においてあり、
「おはよう。もう少し早く起きなさい。朝ご飯は電子レンジの中よ。犬の散歩お願いね!」というメッセージが、犬であろう不思議な物体のイラストともに書いてあったり…。
くすっと笑えたり、じんわりと気持ちが温かくなったりと、母のメッセージにはいつも元気をもらっています。

私も、そんな周りの人を温かく元気づけられるような母みたいな人になりたいな…と思う今日この頃です。

明日は下山アナです!

メッセージ

2021/11/30
メッセージの伝達方法といえば、最近はメールやアプリが主流になりました。
相手が読んだかどうかわかる「既読」機能もあります。そういった意味ではやり取りが非常に素早く、スムーズになっています。
反対に、手紙を送る機会は減っています。私の家の郵便受けも、チラシなど企業からのものが9割9分です。

そんな我々が一番「手紙」というシステムに触れるのは年賀状ではないでしょうか?すでに準備に取り掛かっている方も多いかと思います。
私が小さい頃、どうしても「普通の年賀状」を送るのが嫌で、なにか他とは違う工夫をしたいと頭をひねった時がありました。考えに考えた結果思い付いたのが「火であぶる年賀状」です。果物の果汁を筆につけて文字を書き、それを火であぶると文字が浮き出るという仕組みです。本かテレビか、どこからか仕入れた知識を実践しました。

無地の年賀状に果汁で字を書き、「炙ってね」とメッセージを添えて、今思うと受け取った側は戸惑ったと思います。さらに言うと、一応他の紙で自分でも試してから実践しましたが、万が一失敗だった場合、結局メッセージの内容が伝わらないので本末転倒です。

現在は年賀状を送る際、しっかりと「見える文字」でメッセージを書くようにしています(笑)

写真はこの時期らしく紅葉の写真です。秋晴れの青と紅葉の赤、今シーズン一番秋を感じる写真が撮れました。
ここ最近の気温はもうすでに冬ですが……

次は西ノ入アナウンサーです。

メッセージ

2021/11/29
絶対に消えてほしくない、大切にしているメッセージがあります。それは、あらあらかしこ初代MC、牧野隆志さんとのLINEのやり取りです。

長文ではありませんでしたが、牧野さんからの言葉には重みがあり、短くても、とても励まされ、背中を押してもらっていました。
肺腺癌を患い、番組をお休みして治療が始まってからというもの、LINEのやり取りは、牧野さんと直接話をする唯一の手段でした。2014年2月に亡くなってからも、番組を続ける上で私の心の支えです。

「放送は毎週チェックしてる。大丈夫、大丈夫。ななちゃん、いい感じやで。」

「試行錯誤、大事やでー!頑張れ、ななちゃん!ちゃんと見守ってるよ!」

特に好きな2つのメッセージです。
毎週土曜日、あらかしのOAが終わった後、今日の放送は牧野さんに「いい感じやで」と思ってもらえただろうか、そんなことをふと考えます。
長く番組を続けていく上で、番組の進化も問われます。…試行錯誤、頑張らないと!

牧野さん、これからもしっかり見守っていてくださね!

☆写真☆
先日、あらかしのロケで『志村けんの大爆笑展』に取材に行った時のものです。いろんな場所で写真を撮るのも楽しいイベントでした!
牧野さん、私は変わらず楽しく番組をやらせていただいています!

続いては、堤アナウンサーです。

メッセージ

2021/11/26
先日の「ほぼ皆既月食」、ご覧になりましたか?

この日の朝、次男が「次は65年後なんだってよ!」と言い、「65年後は何歳かな?〇〇(次男)は77歳か!パパはさすがに生きてないか~?」などと盛り上がったこともあり、仕事中にもかかわらず気になって、何分かおきに仙台放送のテラスに出て眺めました。

幸い仙台ではよく見えて、【写真】は、月の出始め、午後4時40分頃。
どうも肉眼で見たのとは違うのですが、雰囲気は出ていますよね?

そして、仙台では、食のピークを迎えるという午後6時3分ちょうどに、まさかの雲に隠れて見えなくなるという、見えるのまで「ほぼ」だったというオチがつきました(笑)

太古の人々は、こういう自然の不思議な現象を、不吉な知らせ、あるいは、吉兆と考えた、というような話はたくさんありますよね。神のメッセージだと捉えたのでしょうね。

太古、メッセージ、という連想で思い出したのが、ナスカの地上絵。
あれは一体、誰のどんなメッセージなのでしょう。
一生のうちに一度は実際に見てみたい、と思うものの一つです。

次は、飯田アナウンサーです。

メッセージ

2021/11/25
きょうからテーマが変わります。
「メッセージ」について。

私がよく思うのは、非言語のメッセージの怖さについて。
視線・ちょっとした動作・声の音程に会話の間…。言葉以外にも相手にメッセージを伝える手段はありますし、それがなかなか言葉以上の情報力を持っていたります。しかも、言葉でないから両者の間で事実の確認もできません。確認したところで、言葉と逆の意味を伝えることも受け取ることもあります。
反対に言えば、相手に伝えたい真意が伝わっていなくてもこちらは理解することができません。「そういう意味じゃなかったんだよ」という弁明ができないのもお互いつらいですよね。大人も子供も、言葉以外のメッセージで傷つき悩んでいる人は多いのではないでしょうか

日頃取材の中で、多くの方と会話をすることがありますが、自分の発信するメッセージについても相手の発信するメッセージについても丁寧に受け取りあわないととても危険だなと感じる場面があります。でもなかなか、解決策が見当たらないんですよね…。
どれだけ質問したい内容を聞く前に、少しでも関係値を築いていくか。この辺りが答えになるのでしょうか。難しい。
取材、そして番組の中でもこのメッセージについて考えることが多くなっています。伝えたいメッセージを正しく伝えるために、今後も模索は続いていくんだろうと思います。

写真は、高級魚とも言われるようになったサンマ。でも季節になると食べたくなるんですよね。

明日は佐藤部長です。